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マンカラ(カラハ)の攻略:連続手番と横取り、勝ちにつながるのはどちらか

マンカラは、穴(ポケット)に入った石をまいて、自分のゴール(ストア)に多く集めた方が勝ちの「種まき」ゲームです。アフリカや西アジアで古くから遊ばれてきた遊びの総称で、ルールは地域によってたくさんあります。Asobi Loungeで遊べるのは、その中でもよく知られた「カラハ」と呼ばれるルールです。

この記事では、このサイトのマンカラのCPUどうしを数千局打たせた記録から、最初の番の打ち方による勝率の違い、そして「連続手番」と「横取り」のどちらが勝ちにつながっているかを確かめ、実戦での考え方をまとめます。

このサイトのルール(カラハ)

自分の側に6つのポケットがあり、最初はどれにも石が4個ずつ入っています。石は全部で48個です。自分のストアは右端、相手のストアは左端にあります。

マンカラの初期配置。上の段が相手のポケット6つ、下の段が自分のポケット6つで、どれも石4個。左端が相手のストア、右端が自分のストアで、どちらも0個04444444444440
初期配置。下の段が自分の6つのポケット、右端(金色)が自分のストア、左端(紺色)が相手のストア。
  1. 自分のポケットを1つ選び、中の石を全部取って、反時計回り(自分の側は右へ、相手の側は左へ)に1個ずつ入れていきます。
  2. 自分のストアにも1個入れます。相手のストアは飛ばします。石が13個以上あると盤を一周して、取り出したポケットにも入ります。
  3. 最後の1個が自分のストアに入ったら、もう一度自分の番です(連続手番)。
  4. 最後の1個が自分の側の空のポケットに入り、向かいの相手のポケットに石があれば、その石と最後の1個をまとめて自分のストアに入れます(横取り)。向かいが空なら、何も起きません。
  5. どちらかの側の6つのポケットが全部空になったら終わりです。残った石は、それがある側の人のストアに入ります。ストアの石が多い方が勝ちで、24個ずつなら引き分けです。

マンカラは、運の要素がない2人のゲームです。相手の石の数もすべて見えているので、数えれば先のことがわかります。

ストアまでの距離を数える

いちばん大事な数え方は「そのポケットからストアまで何個で届くか」です。自分のストアのすぐ左のポケットは1個、その左は2個、と1つずつ増え、左端のポケットは6個でちょうどストアに入ります。石の数と、この距離が同じポケットを選べば連続手番です。

初期配置では、石が4個のポケットのうち、ストアから4つ目(左から3番目)だけが距離と石の数が一致しています。最初の番は、ここから始めると必ずもう一度打てます。

最初の番の打ち方と勝率

先手の最初の番は、連続手番を含めて全部で10通りの打ち方しかありません。左から3番目を打って連続手番を取り、もう1回どこかを打つ5通りと、ほかのポケットを1回だけ打つ5通りです。それぞれの打ち方のあと、このサイトの「中級」どうしで最後まで打たせ、先手の勝率を比べました。毎回同じ対局にならないよう、最初の番のあとの2手だけはでたらめに選んでいます。

先手の最初の番の打ち方と、そのあとの中級どうしの対局結果(各60局)
最初の番(左からの番号)ストアの石先手の勝ち後手の勝ち引き分け
3 → 524893
3 → 6247103
5141190
3 → 4238175
6135214
4132217
3 → 2131263
2025332
1024297
3 → 1121363

60局ずつなので、10ポイント前後の差は誤差の範囲です。それでも、連続手番を取ってから右側(5番目か6番目)を打つ2通りは、8割近く勝っていて目立ちます。反対に、連続手番を取ったあと左端を打つ「3 → 1」は、連続手番を取らない手より成績が悪くなりました。この打ち方では、左端の4個がすべて自分の側の右のポケットに入るので、2回目の手ではストアに1個も入らず、石が右側に偏った形になります。

連続手番は「もう1回打てる」だけで、2回目の手が悪ければ意味がありません。2回目は、右側のポケットから相手の側へ石を送り出すような手が、この結果ではよい成績でした。

横取りと、その守り方

横取りは一度に多くの石を動かせる手です。下の図は、中級(先手)と初級(後手)の実際の対局の12手目です(毎回違う対局になるよう、最初の2手だけはでたらめに選ばせています)。先手は左端のポケットの1個をまき、すぐ右の空のポケットに入れました。向かいの相手のポケットには8個あり、最後の1個と合わせて9個がストアに入りました。

横取りの直前の局面。先手が左端のポケット(石1個)をまくと、隣の空のポケットに入り、向かいの8個を取れる47880001038009
12手目の前。赤い丸のポケットの1個をまくと、赤く塗った空のポケットに入ります。向かい(紺の丸)の石が横取りの対象です。
横取りの後の局面。先手のストアが9個から18個に増えた470800000380018
横取りの後。先手のストアは9個から18個に増えました。

横取りを防ぐには、相手の番の前に、次の2つを確かめます。

  • 相手の側に空のポケットがあるか。その向かいに、自分の石が多く入っていないか
  • 相手のどのポケットの石をまくと、その空のポケットにちょうど止まるか

危ないときは、狙われているポケットの石を自分でまいて逃がすか、相手の空のポケットに石を1個入れて「空」でなくします。上の図でも、後手が向かいの8個を先に動かしていれば、この横取りは起きませんでした。

連続手番と横取り、勝ちにつながるのは

では、勝った側は連続手番と横取りのどちらで差をつけているのでしょうか。1局の中で、勝った側の方が連続手番が多かった割合と、横取りした石が多かった割合を数えました(その数が両者で同じだった局は除いています)。

勝った側が「多かった」割合
対局局数連続手番が多かった横取りした石が多かった1局あたりの連続手番1局あたりの横取り
入門どうし2,00062.9%80.0%11.7回4.6回(17.5個)
中級どうし40076.4%39.3%13.7回4.4回(12.9個)

ほぼでたらめに打つ入門どうしでは、大きな横取りがそのまま勝敗を決めていました。ところが数手先まで読む中級どうしでは、横取りを多くした側が勝った割合は4割を切り、代わりに連続手番の多い側が76%で勝っています。お互いに横取りを警戒すると、大きな横取りは起きにくくなり、連続手番を積み重ねて、相手より多く打つことが差になるということです。

初心者のうちは横取りを見逃さないことが勝ちへの近道で、相手が守れるようになってきたら、連続手番が続く形を作ることを考えます。たとえば、ストアに近いポケットの石を少なく保っておくと、あとで1個・2個の石がちょうどストアに届く手として使えます。

終わり方と、終盤の数え方

このサイトのルールでは、どちらかの側が空になった時点で、残った石はそれぞれの側の持ち主のものになります。つまり終盤は、ストアの石に「自分の側に残っている石」を足した数で勝負が決まります。

石の合計は48個なので、ストアに25個入れば、その時点で勝ちが決まります。終盤は、自分のストアと自分の側の石を足して25個に届くかを数えましょう。届くなら、自分の石を相手の側へ送る手と、横取りされる形を避けながら打てば勝てます。届かないなら、横取りで相手の石を取るか、相手に石をこちらの側へ送らせる必要があります。

このサイトでの練習の進め方

マンカラのページの「AI対戦」は、ログインしなくても遊べます。AI対戦ではあなたが先手で、強さは入門・初級・中級・上級の4段階です。

マンカラのAI対戦(中級)の初期画面。左から3番目のポケットにマウスを乗せると、右端のストアが金色の枠で光り、「最後の石がストアに入ります。もう一度あなたの番です」と表示されている
ポケットにマウスを乗せると(スマホでは1回タップすると)、最後の石がどこに入るかが表示されます。

ポケットにマウスを乗せると、最後の石がどこに入るか、連続手番や横取りになるかが表示されます。慣れないうちはこの表示を頼りに、「ストアまでの距離」の数え方を確かめてください。スマホでは1回目のタップで表示、2回目のタップでまきます。

強さの違うAIどうしの対局(先手と後手を交互に入れ替え)では、初級が入門に400局中328勝、中級は初級に400局すべて、上級は中級に40局すべてで勝ちました。入門はほぼ気まぐれに、初級はその1手で一番多く取れる手を選ぶので、横取りを防ぐ練習になります。中級からは連続手番と横取りを数手先まで読むので、上の「連続手番が多い側が勝つ」形の勝負になります。

対局中は「待った」で自分の番まで戻れ、「ヒント」は1局に3回まで、上級と同じ読みで選んだポケットを教えてくれます。石が配られる速さは「標準」と「速い」を切り替えられます。オンラインのランダムマッチとルーム対戦には、Googleアカウントでのログインが必要です。フレンドを招待して遊ぶ場合は、相手もアカウントを作成し、フレンド登録が必要です。

マンカラ(カラハ)は、Asobi Loungeで無料で遊べます。CPU対戦やひとりで遊ぶモードはログインなしで遊べ、オンライン対戦にはGoogleアカウントでのログインが必要です。

マンカラ(カラハ)を遊ぶ

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