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数独の解き方:シングルからXY-Wingまで、難易度ごとに必要な手筋

数独は、1〜9の数字を、同じ行・列・3×3のブロックに重ならないように埋めるパズルです。解く作業は、「このマスにはこの数字しか入らない」と言える場所を探すことの繰り返しで、その見つけ方(手筋)が難易度によって変わります。

Asobi Loungeの数独は、問題を作るたびに人と同じ手順で解いてみて、どの手筋が必要かで難易度を決めています。この記事では、その仕組みで各難易度300問ずつを作って数えた「手筋の出番」と、主な手筋の見つけ方を、実際に作られた問題の盤面で説明します。

このサイトの数独と4つの難易度

難易度は「かんたん」「ふつう」「むずかしい」「エキスパート」の4つです。問題は遊ぶたびに新しく作られ、どれも答えが1つだけになるように作られています。作り方は、まず数字をすべて埋めた盤を作り、そこから向かい合う位置の2マスずつ数字を消していきます。消すたびに、その難易度で使ってよい手筋だけで最後まで解けるかを確かめ、解けなくなる数字は残します(かんたんは38個、ふつうは30個より少なくはしません。むずかしいとエキスパートは、必要な手筋がまだ易しすぎるとき、さらに1マスずつ消します)。

難易度と、問題を作るときに使ってよい手筋
難易度メニューの説明使ってよい手筋
かんたん「ここにしか入らない」で解ける残りひとつ・ここにしか入らない
ふつう「ひとつに決まるマス」も使う上に加えて、ひとつに決まるマス
むずかしいメモで候補を絞り込む上に加えて、ポインティング・クレーミング・ペア・隠れペア
エキスパート高度な手筋が必要上に加えて、トリプル・X-Wing・XY-Wing・ソードフィッシュ

「今日の問題」は日付から作るので、同じ日なら誰でも同じ問題です。曜日で難易度が決まっていて、月・火曜はかんたん、水・木曜はふつう、金・土曜はむずかしい、日曜はエキスパートです。オンラインの早解き対戦では、全員が同じ問題を、数字の割り当てや行・列の順番を入れ替えた別の見た目で解きます。

難易度ごとに必要な手筋(各300問)

このサイトの問題作りで、難易度ごとに300問(種1〜300)を作り、易しい手筋から順に使って解かせました。表は、その手筋を一度でも使った問題の割合です。

手筋を使った問題の割合(各難易度300問)
手筋かんたんふつうむずかしいエキスパート
ここにしか入らない100%100%100%100%
ひとつに決まるマス0%100%83%71%
ポインティング0%0%96%76%
クレーミング0%0%33%40%
ペア0%0%30%43%
隠れペア0%0%11%27%
XY-Wing0%0%0%87%
X-Wing0%0%0%25%
トリプル0%0%0%14%
ソードフィッシュ0%0%0%2%
初めから入っている数字の個数(各難易度300問)
難易度平均最少〜最多
かんたん38.1個38〜39個
ふつう30.2個30〜32個
むずかしい25.6個22〜32個
エキスパート26.1個22〜34個

分かることは3つです。まず、むずかしいの問題はほぼすべて(96%)でポインティングが要ります。むずかしいに進む前に覚える手筋は、これが最優先です。次に、エキスパートでは87%の問題がXY-Wingを要求します。X-Wingやソードフィッシュより、XY-Wingを先に練習するほうが役に立ちます。最後に、初めから入っている数字は、エキスパートのほうがむずかしいより平均でわずかに多くなりました。数字が少ないほど難しいとは限らず、難しさを決めるのは、どの手筋が要るかです。

ここにしか入らない

いちばんよく使う手筋です。ある数字に注目して、1つのブロック(または行・列)の中でその数字を置けるマスが1つしかなければ、そこに決まります。下の図は、かんたんの問題の最初の一手です。

かんたんの問題の最初の局面。左上のブロックで1を置けるのは3行目・1列目だけ843199672986591659674362133926731753621123456789123456789
左上のブロック(金色)の空きマスのうち、1を置けるのは3行目・1列目(赤)だけ。丸で囲んだ1が、ほかの空きマスをふさいでいる。

ブロックの空きマスを1つずつ見て、同じ行か列にすでに1があるマスを消していくと、1マスだけ残ります。慣れてきたら、1から9まで順に数字を決めて、盤全体のブロックを順に見ていく「数字ごとの走査」をすると、見落としが減ります。かんたんは、この手筋と「残りひとつ」(行・列・ブロックで空きが1マスだけ)だけで必ず解けます。

ひとつに決まるマス

今度はマスに注目します。そのマスと同じ行・列・ブロックに、1つの数字を除いてほかの8種類がすべてあるなら、残った数字が入ります。ふつうの問題では、「ここにしか入らない」で埋められるマスがなくなったときに、この手筋が必要になります。

ふつうの問題を進めた局面。1行目・4列目に入るのは8だけ7149149368969723841146415896358195759218123456789123456789
ふつうの問題を「ここにしか入らない」で進めた局面。1行目・4列目(赤)の行・列・ブロック(金色)には、8以外の数字がそろっている。

このマスは、どのブロックや行で見ても「ここにしか入らない」にはなっていません。マスの側から、まわりにない数字を数えて初めて見つかります。2つの手筋は見る向きが逆なので、片方で行き詰まったらもう片方に切り替えるのがコツです。

メモ(候補)を書く

むずかしい以上では、空きマスに入りうる数字(候補)を書き出して、それを減らしていく作業が中心になります。このサイトでは、「メモ」をオンにすると数字を小さく書き込めます。「全候補」を押すと、すべての空きマスに候補がまとめて入ります。数字を入れると、同じ行・列・ブロックのメモからその数字が自動で消えるので、手で消し忘れることがありません。キーボードなら、Shift+数字でメモ、Nでメモのオンとオフを切り替えられます。

数独の対局画面。いくつかの空きマスに小さな候補の数字がメモされ、下に数字のボタンと、元に戻す・メモ・ヒントのボタンが並ぶ
「全候補」でメモを入れた対局画面(ログインしていない状態)

ポインティング

ブロックの中で、ある数字の候補が1つの行(または列)にしかないとき、その数字はブロック内のその行(列)のどこかに必ず入ります。すると、同じ行(列)のブロックの外からは、その数字を消せます。

むずかしいの問題を進めた局面。左上のブロックの5の候補が1列に並び、同じ列の2マスから5を消せる718392493478243923115372179421682118275935555123456789123456789
左上のブロック(金色)の5の候補は、紺の2マスだけ。同じ列の赤いマスから5の候補を消せる。

図はむずかしいの問題を、シングルだけで進められるところまで進めた局面です。左上のブロックで5を置けるマスは、1行目・2列目と3行目・2列目の2つだけで、どちらも同じ列にあります。どちらに入るにせよ、この列の5はこのブロックの中で使われるので、4行目・2列目、8行目・2列目には5が入りません。逆向き(行や列の中の候補が1つのブロックに収まっているとき、そのブロックのほかのマスから消す)を、このサイトでは「クレーミング」と呼んでいます。

ペア

同じ行(列・ブロック)の2マスに、まったく同じ2つの候補しか残っていなければ、その2つの数字はこの2マスで使い切ります。同じ行のほかのマスからは、その2つの数字を消せます。

むずかしいの問題を進めた局面。3行目の2マスの候補が1と6だけで、同じ行のほかのマスから1と6を消せる2837453879783298274515378448359232882936416829161616116123456789123456789
3行目(金色)の紺の2マスは、候補が1と6だけ。赤い数字は、同じ行のほかのマスから消せる候補。

図の2マスはどちらも候補が1と6だけです。片方が1ならもう片方は6で、逆も同じです。どちらにしても1と6はこの2マスで使われるので、同じ行のほかの空きマスには入りません。候補を消した結果、ほかのマスが「ひとつに決まるマス」になることがよくあります。「隠れペア」はこの裏返しで、行の中で2つの数字を置ける場所が同じ2マスに限られるとき、その2マスのほかの候補を消せます。

エキスパートの手筋:XY-Wingなど

XY-Wingは、候補が2つだけのマスを3つ使います。真ん中のマス(軸)の候補をXとY、軸と同じ行・列・ブロックにあるマス(翼)の一方をXとZ、もう一方をYとZとします。軸がXなら一方の翼がZ、軸がYならもう一方の翼がZになるので、どちらにしても翼のどちらかはZです。両方の翼から見えるマスには、Zが入りません。

エキスパートの問題を進めた局面。3行目・3列目を軸にしたXY-Wingで、1行目・4列目から6を消せる8725131294931277298461486172935513496782659398281364546566123456789123456789
金色が軸(候補45)、ほかの紺の2マスが翼(46と56)。赤いマスから6を消せる。

図では、軸の3行目・3列目が4か5、翼の1行目・2列目が4か6、3行目・4列目が5か6です。軸がどちらの数字になっても、翼のどちらかが6になります。両方の翼と同じ行・列・ブロックを共有する1行目・4列目には、6が入りません。

見つけ方は、候補が2つのマスに印をつけ、「同じ数字を1つずつ共有する2つ組のマス」を探すことです。エキスパートでは、ほかにX-Wing(ある数字の候補が2つの行で同じ2列だけにあるとき、その2列のほかの行から消す)が4問に1問、トリプル(ペアの3マス版)が7問に1問ほど要ります。

詰まったときの手順と、このサイトでの練習

手が止まったときは、闇雲に数字を試すより、次の順で見直すと糸口が見つかります。

  1. 数字が多く埋まっている行・列・ブロックで、「残りひとつ」と「ここにしか入らない」を探す。
  2. マスの側から「ひとつに決まるマス」を探す。
  3. メモを入れて、ポインティング(ブロックの候補が1列に並んでいないか)を探す。
  4. 候補が2つのマスを見て、ペアとXY-Wingを探す。

数字を仮に置いて先を試すやり方は、間違えたときに戻すのが大変です。このサイトの数独はどの問題も、その難易度の手筋だけで解けることを確かめてあるので、仮置きをしなくても必ず先へ進めます。

  • ヒント:次に埋められるマスを1つ埋めて、どの手筋でそうなるかを文章で説明します。間違った数字があるときは、先にそれを教えます。ヒントを使ってクリアした回は、ベストタイムに記録されません。
  • ミスチェック:設定でオンにすると、答えと違う数字が赤くなり、ミスの回数を数えます。オフでも、同じ行・列・ブロックで重なった数字は赤くなります。
  • 元に戻す・続きから:数字もメモも何手でも戻せます。遊んでいる問題は自動で保存され、メニューの「続きから」で再開できます。

ひとりで遊ぶモードと今日の問題は、ログインしなくても遊べます(記録はその端末のブラウザに残ります)。友達と早解き対戦をするには、相手もアカウントを作成し、フレンド登録が必要です(ルームIDを伝えて参加してもらうこともできます)。

数独は、Asobi Loungeで無料で遊べます。CPU対戦やひとりで遊ぶモードはログインなしで遊べ、オンライン対戦にはGoogleアカウントでのログインが必要です。

数独を遊ぶ

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