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マインスイーパーのコツ:1-1・1-2-1の読み方と、推理で決まらないときの確率

マインスイーパーは運だのみのゲームだと思われがちです。けれども、このサイトの盤面を数千面ずつ機械的に解かせて数えたところ、初級なら約9割の盤面は、推理だけで最後まで開けられました。

この記事では、数字の読み方の基本形(1-1・1-2-1)から、最初にどこを開けるか、推理で決まらないときに地雷の確率をどう数えるかまでを、Asobi Loungeのマインスイーパーの実際の盤面を使って説明します。

このサイトのマインスイーパー

難易度は、昔からある3つの大きさと、大きさを自分で決めるカスタムです。地雷の割合(密度)は、初級から上級に進むにつれて高くなります。

難易度ごとの盤の大きさと地雷の数
難易度大きさ(横×縦)地雷地雷の割合
初級9×910個12.3%
中級16×1640個15.6%
上級30×1699個20.6%
カスタム横5〜30・縦5〜24最大で(縦−1)×(横−1)個自由(ランキングと対戦の対象外)

最初に開いたマスとそのまわり8マスには、地雷を置きません。地雷は1手目を押した瞬間に配置されるので、1手目で必ずまとまった範囲が開きます。開くのはタップか左クリック、旗は長押しか右クリックです。画面下の「開く/旗」を切り替えると、タップで旗を立てられます。数字のまわりに同じ数の旗を立ててからその数字を押すと、残りのマスを一度に開けます。

メニューには「推理だけで解ける盤面」というスイッチがあり、最初はオンになっています。オンのときは、1手目のあとで地雷を並べてから、サイトの推理ルーチンで最後まで解けるかを確かめます。解けなければ、行き詰まった場所の地雷を盤の別の場所へ動かして、もう一度確かめます。1.5秒以内に見つからなかったときはふつうの盤で始まり、対局画面の「この盤」に「ふつう」と表示されます。2〜4人の早解き対戦は、いつもこの盤面です。

マインスイーパーのメニュー。初級・中級・上級・カスタムの難易度ボタンと、推理だけで解ける盤面のスイッチがある
メニューの難易度と「推理だけで解ける盤面」のスイッチ(ログインしていない状態の画面)

数字の読み方の基本

開いたマスの数字は、まわり8マス(縦・横・斜め)にある地雷の数です。確実に分かるのは、次の2つのどちらかに当てはまるときです。

  1. 数字と、まわりの開いていないマスの数が同じなら、そのマスはすべて地雷です。旗を立てます。
  2. 数字と、まわりの旗の数が同じなら、残りの開いていないマスはすべて安全です。数字を押して、まとめて開けます。

1つの数字だけで決まらないときは、隣り合う2つの数字を比べます。片方の数字が見ているマスが、もう片方の見ているマスにすっぽり含まれているなら、数字の差がはみ出したマスの地雷の数です。このサイトの盤面作りが使う推理ルーチンも、①1つの数字、②重なり合う2つの数字、③残りの地雷の数、の3つだけで盤を解いています。次の1-1と1-2-1は、②のうち特によく出る形です。

1-1:壁ぎわに並んだ2つの1

下の図は、盤の左端(壁)から1が並んでいる場面です。灰色が開いていないマス、2段目の数字は、ゲームと同じ数え方で地雷を数えたものです。

上の段が開いていない6マス、2段目に1が6つ並んだ壁ぎわの局面。a2とb2の1に注目すると、c1が安全と分かる111111abcdef123
a2・b2の1・1(金色)から、c1(〇)が安全と分かる。

a2の1が見ている開いていないマスは、a1とb1の2つだけです。この2マスのどちらかに地雷が1個あります。b2の1は、a1・b1・c1の3マスを見ています。その中の1個は、さっきのa1かb1の地雷ですでに数え終わっているので、c1には地雷がありません。これが1-1の形で、「壁から2つ目の1の、さらに先のマスは安全」と覚えます。

右の壁からも同じ形が読めて、d1が安全と分かります。すると、c2の1が見ている3マス(b1・c1・d1)のうち安全でないのはb1だけになり、b1が地雷、a1が安全と決まります。同じようにe1が地雷、f1が安全です。1か所が決まると、それを手がかりに隣が次々と決まっていきます。

1-2-1:2の真上は安全

上の段が開いていない7マス、2段目が1・2・1・2・1・2・1の局面。c2・d2・e2の1・2・1から、c1とe1が地雷、d1が安全と分かる1212121abcdefg123
c2・d2・e2の1・2・1(金色)から、c1とe1が地雷(×)、d1が安全(〇)。

1・2・1と並んだら、両端の1の真上が地雷で、2の真上は安全です。理由は「もし2の真上(d1)が地雷だったら」と仮定すると分かります。2はもう1個の地雷をc1かe1に必要とします。ところが、c1に地雷があればc2の1のまわりに地雷が2個、e1ならe2の1のまわりに2個になってしまい、数字と合いません。仮定が矛盾したので、d1は安全です。d1が安全なら、2の地雷はc1とe1の両方に決まります。

同じ考え方で、1・2・2・1と並んだときは、真ん中の2つの2の真上が地雷になります。形を暗記するより、「仮に置いてみて、どこかの数字と合わなくなるか」を確かめる癖をつけるほうが、見たことのない形にも使えます。

最初の1手はどこを開けるか

このサイトでは1手目で地雷を踏むことはないので、問題は「どこを開けると、そのあと推理で進めやすいか」です。そこで、サイトの盤面作り(ふつうの盤)で、1手目を角・上辺の真ん中・盤の中央に置いた盤を、難易度と位置ごとに5,000面ずつ作りました。1手目で開いたマスの数と、上で紹介した推理ルーチンで最後まで解けたかを数えた結果です。

1手目の位置ごとの結果(各5,000面)
難易度1手目1手目で開いたマス(平均)推理ルーチンで解き切れた割合
初級角28.477.4%
辺の真ん中35.383.2%
中央45.883.3%
中級角27.049.3%
辺の真ん中42.060.1%
中央64.760.3%
上級角15.66.9%
辺の真ん中25.69.0%
中央39.910.3%

どの難易度でも、中央から始めると開くマスがいちばん多く、角から始めると、解き切れる割合がはっきり下がりました。角は1手目の安全なマスが4つしかなく、開く範囲が小さいまま止まりやすいためです。このサイトのように1手目のまわりが安全なルールでは、中央か、少なくとも角以外から始めるのがよさそうです。

推理だけで解ける盤面はどれくらいあるか

上の推理ルーチンは、使う推理を3種類に絞った簡易版です。本当に推理だけで解けるかを確かめるため、もう一つ、完全な判定も作りました。開いていないすべてのマスについて、数字と残りの地雷の数に合う地雷の置き方を一つ残らず数え、地雷である確率を求めます。確率0%のマスは開け、100%のマスには旗を立て、どちらもなくなったら「運が必要」とします。1手目を中央にして、各難易度2,000面ずつ試しました。

最後まで推理だけで解けた盤の割合(ふつうの盤・1手目は中央・各2,000面)
難易度サイトの推理ルーチン完全な判定どこかで運が必要
初級84.4%90.3%9.7%
中級59.9%69.8%30.2%
上級9.6%15.7%84.3%

初級ならほとんどの盤が推理だけで解けますが、上級のふつうの盤は、完全に推理しても8割以上でどこかに運まかせの場面が残ります。上級で何度も最後の二択に泣かされるのは、腕のせいだけではありません。推理の練習をしたいときは「推理だけで解ける盤面」をオンに、運が絡む場面での判断を練習したいときはオフにする、という使い分けができます。

推理で決まらないときの確率の数え方

下の図は、このサイトが作った初級の盤を、確実に分かるところまで開けた実際の局面です。残る地雷は2個で、開いていないのはA・B・Cの8マスだけです。どのマスも確実には決まりません。

初級の盤を推理で進められるところまで進めた局面。左下にA・B・Cの開いていないマスが8つ残り、残りの地雷は2個23212111223212211221CACBCBCAabcdefghi123456789
×は旗(地雷と確定)。A=b6・b9、B=b7・b8、C=a6〜a9。残りの地雷は2個。

手がかりは、c7の2とc8の2です。どちらもすでに旗を1本ずつ数えているので、c7は「b6・b7・b8に地雷1個」、c8は「b7・b8・b9に地雷1個」を表します。Cの4マスは、どの数字にも接していません。地雷の置き方は、次の2通りに分かれます。

  • b7かb8に地雷がある:2つの数字を同時に満たすので、b6・b9は安全です。残る1個はCの4マスのどれかで、b7かb8の2通り×Cの4通り=8通りです。
  • b6とb9の両方に地雷がある:2個を使い切るので、Cには地雷がありません。1通りです。

どの置き方も同じくらい起こりうるので、合計9通りのうち何通りで地雷になるかを数えれば確率が出ます。

図の局面で、それぞれのマスに地雷がある確率
マス地雷になる置き方確率
A(b6・b9)9通りのうち1通り約11%
B(b7・b8)9通りのうち4通り約44%
C(a6〜a9)9通りのうち2通り約22%

「1個の地雷が3マスのどこか」と考えると、どれも33%に見えます。実際には、残りの地雷の数まで含めて数えると、Aがいちばん安全でした。この盤の地雷は実際にはa6とb8にあり、Aを開けていれば正解でした。もちろん、11%なら9回に1回は外れます。

このサイトでの練習の進め方

  1. 初級を「推理だけで解ける盤面」オンで:運で負けることがないので、1-1と1-2-1を見つける練習に集中できます。メニューの「ひとりで遊ぶ」は、ログインしなくても遊べます。
  2. 旗を立ててから数字を押す:まとめて開く操作に慣れると、クリアしたときの「効率」(3BV÷実際の操作数)が上がります。3BVは、その盤をクリアするのに最低限必要なクリック数です。
  3. 中級に進んだら、1手目は中央から:上の表のとおり、開く範囲が大きく、行き詰まりにくくなります。
  4. スイッチをオフにして確率の判断を練習する:詰まったら、上の数え方でいちばん安全なマスを選びます。外れても、どこが判断の分かれ目だったかを見直せます。
  5. カスタムで地雷を増やす:たとえば9×9で地雷17個にすると、地雷の割合は約21%で上級とほぼ同じになり、初級の大きさのまま上級の密度に慣れることができます。

ログインすると、初級・中級・上級のクリアタイムがランキングに載ります。ログインしていないときの記録は、その端末のブラウザにだけ残ります。友達と早解き対戦をするには、相手もアカウントを作成し、フレンド登録が必要です(ルームIDを伝えて参加してもらうこともできます)。

初級の対局画面。盤の左上に旗が3本立ち、右側に盤の大きさ・地雷の数・推理だけで解ける盤面であること・3BVが表示されている
初級の対局画面。右の「この盤」に、推理だけで解ける盤面かどうかと3BVが出る

マインスイーパーは、Asobi Loungeで無料で遊べます。CPU対戦やひとりで遊ぶモードはログインなしで遊べ、オンライン対戦にはGoogleアカウントでのログインが必要です。

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